フィアット ムルティプラにガラスコーティング、フィルム全面施工
こんばんは！
カービューティープロ 向井のムカイです！
今日は写真多めなので前置きは手短かにしますね。
一応今日の1曲はまたまた奇跡繋がり！？
そして今日ご紹介するおクルマもこんなデザインを考えるなんてミラクル！？
フィアットのムルティプラというおクルマです。
こんなクジラのようなお顔に
こんな所にフォグ！？
ドアを開けるとサイドブレーキが！？
しかも3人乗り×2列という全てが個性的な造りです。
以前はシトロエンのピカソに乗っていたお客様で、
前回もフィルムを全面に施工いたしましたが、今回もフィルムを全面に施工します。
しかし、前回のピカソの時もフロントガラスが大きすぎてフィルムの幅を超えていたりして、
かなり苦戦しましたが、今回のムルティプラも嫌な予感が…（汗）
リヤは元々青みがかったガラスなんですが、この青みを活かしてクリスタリン70を施工しました。
が、予想通りこのクォーターガラスの湾曲がキツい！
見るからに球体でまるでナウシカの王蟲の眼のよう…
クリスタリンシリーズはフィルムの収縮率が他のフィルムより低いので厳しいかも…（汗）
な、なんとかギリギリのギリで、いや半ば強引にいけました。
が、ここから問題が発生。
左側はなんとかいけたのに、右側はギリギリまでもいきません…
これ以外にも何回か失敗したので7、8回やり直してわかったのは…
おそらくあえてそうしたのではなく精度的な問題かと思いますが、
左右で窓の湾曲度合いが違いますねコレ。
なぜならオモテウラを逆にして左側で成型（熱をかけてフィルムを縮めて形作ること）すると、
左側だとギリギリ成型できます。
ところがこれを右にもってくるとまだ縮めないと成型出来ない状態なんです。
左でもギリギリのギリだったのでこれ以上はどうやってもフィルムが縮んでくれません。
成型しきれないものを貼るとどうなるか…
こんな感じにフィルムが折れてシワになります。
（ちょっとわかりづらいですが白くヒビのように見える部分です。）
おそらく他のフィルムならいけそうな気がしますが、
クリスタリンに関してはハッキリ言って無理です。（汗）
もちろん分割するわけにもいかないので、オーナー様にどうするかご相談。
オーナー様的にはやはりクリスタリンが良いので多少のシワは気にしないとのことでしたので、
後で状態を見ていただいて、はじっこだし目立たないのでこれで良いとのことでした。
ここ意外は問題なく貼れましたがここだけちょっと残念でした。
施工後はリヤは青いイメージはそのままに赤外線と紫外線をカットするので
後ろに乗るお子様のためにもやはりクリスタリン70がベストでしょうね…
さて、続いてボディのコーティングです。
まずは年数が経っているので汚れが目立ちます。
白いボディなのでまずは細かい部分の洗浄からスタート。
こういう汚れで一気に古くさく見えてしまいますからね。
塗装の状態は全体的にまず曇っています。
ぼんやりした印象でくすんでいます。
小キズもありますがこのぼんやり感が古くさい感じに見える原因ですね。
これを磨くと…
どうでしょう？
右半分は磨いた後で左半分は磨く前です。
色まで違って見えます。
これだけ汚れが蓄積していたわけです。
屋根も右が磨き前で左は磨き後です。
写真で見てもこれだけ違うので実物の差はかなりのものです。
サイドもフロントフェンダーとドアの端の一部までは磨いてあります。
ドアは磨き前ですが境目がわかりますよね？
全体的にくすんでいたからわからないだけで元はこれだけ白くて艶があったわけです。
全体を磨いた後は
どうですか？この艶感。
一皮むけて脱皮したくらい！？
白は艶が出づらいとはいえ、これくらいの艶はあったわけです。
小キズも消えてスッキリ！
あとは樹脂部分が白っぽくなっていて古くさい印象なので樹脂パーツもコーティング。
右側が施工後で左は施工前です。
樹脂パーツが多いのでここをコーティングするとグッと引き締まります。
どうですか？
白黒ハッキリしましたよ！（笑）
もちろん細部の洗浄も活きてきます。
全体的に輪郭がクッキリした印象です。
残念ながら曇りでしたが最初より確実にコントラストがあがりましたね。
というわけで完成です。
いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
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